トヨタ、英従業員に手紙で残留支持訴え 「関税、コスト削減、値上げ…重大な課題に直面する」と
英EU離脱問題【ロンドン=岡部伸】トヨタ自動車は21日、欧州連合(EU)離脱を問う23日の英国民投票に関連して、英国法人の全従業員に対して、会社として残留支持を明確にすることに理解を求める手紙を送ったことを明らかにした。
20日付の手紙では、「どちらに投票するかは従業員の判断に委ねる」としながらも、「離脱すれば英国とEUの輸出入に10%の関税がかかる可能性がある」として、「膨大なコスト削減の取り組みを強いられ、売り上げに悪影響を及ぼす値上がりにつながる恐れがあり、ビジネス上の重大な課題に直面する」と指摘。「EUとの新たな貿易協定についても、合意までに長期間を要する恐れがある」とした。
トヨタは英国で年間約19万台を生産、その多くがEU向けとなっている。
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