高額薬の価格ルール見直し 中医協、保険適用条件も議論

 

 中央社会保険医療協議会(中医協)は27日、革新的で優れた効果はあるが極めて高額な新薬について、市場規模が拡大した場合に価格を見直す仕組みなど、新たな薬価のルール作りの議論を始めた。

 こうした革新的で高額な新薬については、厚生労働省が、投与できる医師や患者の要件を定めた指針の策定を始めている。中医協では、要件を満たさずに使用した場合に保険適用するかどうかの可否も検討する。

 この日の議論では、昨年12月に肺がんへの保険適用が認められ市場規模が拡大した「オプジーボ」について、次回の2018年度薬価改定を待たずに見直すかを専門部会で検討し、年内に結論を出すことを確認した。

 指針を医療保険上、どう位置付けるかについても方針を決める。

 指針の対象となるのは、今後開発される新薬のほか、「オプジーボ」と4月に保険適用された高脂血症の注射薬「レパーサ」、この2薬の類似薬も含まれる。