「犯人扱いは不公平」-中国経済官庁幹部が鉄鋼過剰生産批判に反論
中国の経済官庁、国家発展改革委員会の畢吉耀対外経済研究所長は1日、同国による鉄鋼の過剰生産が世界的な鋼材価格の下落を招いている問題について「原因を中国に押しつけるのは不公平だ」と述べた。中国の過剰生産を問題視する国際的な批判に反論した。北京を訪れた日本の記者団の取材に個人の見解として述べたが、中国政府の意向に沿った発言とみられる。
畢氏は「過剰生産問題は深刻だ」と認めた。その上で、中国の生産能力が余っているのは2008年のリーマン・ショック後に経済を下支えするため投資を拡大した結果だと説明。こうした投資は世界経済の立ち直りに貢献したとの認識を示し、今になって中国が責められるのは不当だとの思いをにじませた。(北京 共同)