台湾人の出境目的地「日本が最多」

提供:ラヂオプレス

 台湾中央通信によると、台湾内政部(内政省に相当)がこのほど最新統計として明らかにしたところでは、今年上期(1~6月)に台湾に入境した渡航者は延べ543万人で、居住地別では大陸地域が38.8%を占めて最多で、日本が16.2%でこれに続き、香港・マカオの住民が9.5%で3位だった。一方、出境した台湾人は延べ725万人で、最初の目的地は日本が30.7%を占めて最多で、大陸地域が24.2%でこれに続いた。

 今年上期の台湾の出入境者数は前年同期比10.7%増の延べ2532万人だった。

 内政部は「小3通(金門・厦門(アモイ)間の通商、通信、通航)による出入境者は、前年同期比9%増の94万人で、これは主に両岸(中台)の直航便や観光政策の開放に合わせて、離島の定期船やチャーター便が増加したことによる」と指摘した。(RP=東京)