中国の7月消費者物価は1・8%上昇にとどまる 政府目標には遠く

 

 中国国家統計局は9日、7月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で1・8%上昇したと発表した。上昇率は6月と比べて0・1ポイント縮小し、2016年の政府目標である3・0%を引き続き下回った。企業が過剰な生産設備を抱える一方で、個人消費の伸びは力強さを欠いており、物価が上がりにくい状況が続いている。

 品目別に見ると、豚肉が16・1%上昇し、水産品が5・8%値上がりした。一方で通信機器が3・1%、生鮮野菜が4・3%それぞれ値下がりした。 同時に発表した7月の工業品卸売物価指数(PPI)は1・7%下落した。景気減速や過剰設備を背景に53カ月連続でマイナスとなったが、下落率は6月より0・9ポイント縮小した。石油加工やゴム・プラスチック製品、自動車などが下落した。