北朝鮮の核実験で日韓が株安に 東京株は50円程度下落 韓国総合は1%超安と影響大 

 

 9日の東京株式市場は小幅続落している。日経平均株価の午前終値は、前日比32円52銭安の1万6926円25銭。北朝鮮が核実験を行ったとの情報が流れた後、50円ほど値を下げ、その後、軟調が続いている。韓国でも報道後に下げ幅が拡大した。

 日経平均株価は午前9時半ごろは20円程度の小幅高だったが、北朝鮮の核実験報道などが流れた後は30円安へと値下がりに転じた。その後、下げ幅は56円安まで拡大したが、その後は小幅安に落ち着き、影響は限定的だった。

 東証株価指数(TOPIX)の午前終値は、前日比4.12ポイント安の1341.83。下落率は0.3%。

 韓国の韓国総合指数はこの日の取引は小幅安で始まったが、北朝鮮の実験情報が広まった後、下げ幅が拡大した。日本時間11時35分現在は、前日比28.57ポイント安の2035.16となり、1.4%ほど下落しており、日本に比べて影響は大きい。