高速道路番号案、東名は「E1」 国交省、有識者会合で最終案
「東名」「名神」など名称による路線表示が一般的となっている日本の高速道路に路線番号を割り当てようと、国土交通省は9日、番号割り当てのルールを検討する有識者会合で提言取りまとめに向けた最終案を提示した。アルファベットと2桁以内の数字で全体を表現、急増する訪日外国人ドライバーにも分かりやすい道路案内を目指す。
最終案では割り当てルールとして、(1)2桁以下の番号の国道に並行する高速道路は「E」+国道番号(2)さらに並行する高速道路は(1)+「A」(3)都市部の環状道路は「C」や「R」+数字(4)3桁番号の国道に並行する高速道路は「E」+近接する国道番号で調整(5)その他は国道では欠番になっている59以降の番号を割り当てる-とした。
ルールに従った場合、東名と名神は「E1」▽新東名は「E1A」▽東京外環道は「C3」など。高速道路につながる有料道路や主要空港につながる道路にもルールを適用する。準備が整った路線から順次、道路標識や地図、カーナビなどに反映させる。また、東名など従来の呼称も廃止せず併用する。
国交省によると、2011年には17万9000人だった外国人のレンタカー利用者数は、14年には約2.8倍の50万1000人に増加した。高速道路の路線番号制度は欧米や韓国など多くの国で導入されており、国交省は自動車が主な移動手段となる地方への訪日誘客には番号制度が必要として、4月から検討を進めていた。
■高速道路の番号割り当ての具体例
東名高速、名神高速 E1
新東名高速、新名神高速 E1A
横浜新道、横浜横須賀道路 E16
関西空港自動車道 E71
東京外観自動車道 C3
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