自動運転技術を日独で主導 石井国交相、独運輸相と会談 G7、国際基準づくりへ共同宣言

 
ドイツのドブリント運輸相(右端)と会談する石井国交相(左から2人目)=25日午前、長野県軽井沢町

 石井啓一国土交通相は25日、長野県軽井沢町でカナダ、英国、ドイツの運輸相と相次ぎ会談した。ドイツのドブリント運輸相とは、車の自動運転技術の早期実用化に関し、先進7カ国(G7)交通相会合の次回会合に向けて両国が国際的な議論を主導する姿勢を確認した。G7交通相会合は25日午後、3日間の日程を終え閉幕した。

 交通相会合は24日、自動運転技術の早期実用化に向け、国際的な安全基準づくりで協調することを柱とする共同宣言を採択した。

 石井氏はドブリント氏との会談で、「互いに自動車産業を抱え、成熟したインフラを持つ日本とドイツが連携を強化していくことが大変重要だ」と述べた。ドブリント氏は「今会合の大きな前進を踏まえ、さまざまな課題で協力し世界をリードしたい」と応じた。

 グレイリング英運輸相との会談では、石井氏が英国の高速鉄道計画「HS2」をはじめとする鉄道事業での連携強化を提案。カナダのガルノー運輸相とは、航空機整備施設などの相互認証を行う協定について、来年の妥結に向けた協議の加速を確認した。

 交通相会合は次回、イタリアで開催される予定。