10年債利回りマイナス拡大 金融政策転換後初の入札
財務省は4日、10月に発行する10年物国債の入札を実施し、平均落札利回りがマイナス0.058%となった。10年債の落札利回りがマイナスとなるのは8カ月連続。9月のマイナス0.046%に比べマイナス幅が拡大した。10年債は、日銀が9月の金融政策決定会合で政策目標をお金の「量」から「金利」へ転換してから初めての入札。
日銀は政策転換に伴い、新発10年債の利回りが指標となる長期金利を0%程度で推移させる新たな目標を導入した。今回の入札では小幅ながら0%から遠ざかる結果となった。
4日の入札には8兆2883億円の応募があり、2兆1709億円が落札された。額面に対する利息の割合を示す表面利率は、9月分と同じ0.1%に据え置いた。発行日は6日。
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