「必要な政策調整行う」と日銀総裁 物価目標2%実現へ
日銀の黒田東彦総裁は17日、東京都内の本店で開いた支店長会議であいさつした。政策目標をお金の「量」から「金利」に転換したことを強調し、2%の物価上昇目標の実現に向け「今後も必要な政策の調整を行う」と述べた。
黒田氏は物価や金融情勢に応じて追加金融緩和に踏み切る考えを示唆したが、前回の7月の会議まで用いていた「追加的な金融緩和措置」という表現は使わなかった。
黒田氏は、新興国経済の減速が響いて輸出や生産面に鈍さがみられるが、国内景気は「基調としては緩やかな回復を続けている」と説明。先行きも「緩やかに拡大していく」とした。エネルギー価格の下落で足元の消費者物価は前年割れが続いているものの、2%目標に向けて「上昇率を高めていく」との認識を示した。
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