流行はオーダーメード旅行 国慶節連休中の契約数4倍
提供:中国新聞国慶節(建国記念日)に伴う連休期間中(1~7日)、中国国内の旅行者数は延べ5億9300人に達した(国家観光局調べ)。旅をする中国人が増え続ける中、旅行傾向にもこのところ変化が生じている。ドライブ旅行が一般的になったほか、モバイルインターネット技術の発展も影響し、中国人の旅行は従来の単なる観光旅行から体験型旅行に移行、さらに独自の旅行を楽しむ旅行者も増えている。
旅行者の需要が多様化するのに伴い、個人向けオーダーメード旅行サービスを提供する旅行会社が増加。担当者はトリッププランナーやドリームメーカーといった肩書で、顧客の特殊な需要に応じて旅行計画を立てる。衆信旅游集団や携程旅行網(シートリップ)、途牛旅游網などのデータによると、今年の国慶節連休の個人向けオーダーメード旅行契約数は前年同期の4倍以上に拡大していた。
衆信旅游オーダーメード部の湯令英氏は「オーダーメード旅行の客層は、ビジネスマンや高齢者、家族旅行などさまざまで、価格は徐々に低価格になりつつある」と説明。
オーダーメードの旅行先は、欧米諸国や日本、韓国といった従来の旅行先に加え、南極や北極での極寒体験、ケニアでの野生動物大移動見学を行う旅行客も少なくないほか、考古学めぐりを希望する人もいるという。
海外旅行には、モバイルWi-Fiルーターが欠かせない。途牛旅游網のデータによると、海外旅行先の中でWi-Fi通信量の使用が最も多いのは韓国で、1日1人当たり613メガバイト。写真1枚当たり0.5メガバイトとすると、韓国旅行中、写真量で毎日1200枚分を超えるデータ量をやりとりしていることになる。欧州では459メガバイト、日本では515メガバイトだという。
こうしたデータ量は主にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用で発生。ユーザーはモバイルWi-Fiを使って家族や友人と旅行中の経験や感情をやりとりする。Wi-Fi製品の購入では、35%が料金を優先し、23%が接続速度を優先している。
このほか、東欧諸国やモロッコ、スリランカ、タヒチといった新たな旅行先を訪れる人が激増。旅行中に拡張現実(AR)やバーチャルリアリティー(VR)、ネット生中継を利用した旅行体験を行う人が増えていることも、最近の特徴といえる。(人民網=中国新聞社)
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