2040年の原油供給25%増 OPEC見通し、日量4100万バレル
石油輸出国機構(OPEC)は8日発表した世界石油見通しで、2040年の加盟国全体の原油供給量が16年に比べ25%増加し日量4100万バレルになると予測した。昨年発表の予測から30万バレル引き上げた。天然ガスなども含めた世界の液体燃料のうちOPECの原油が占める割合は、16年より3ポイント高い37%になるとの強気な予想になった。
原油価格は16年平均の1バレル=40ドル程度から緩やかに上昇し、21年までに60ドルを超えると見込んだ。昨年予測では20年までに70ドルに上がるとみていたが、原油安の長期化を踏まえ下方修正した。40年の予想価格は92ドル。
一連の予測は、世界の人口増加と新興国の経済成長を受けて原油需要が伸び続けることが前提で、21年までは毎年約100万バレルずつ増えるとみている。40年の需要は1億940万バレルと16年比で16%増を見込んでいる。
これに対し、米メディアは、早ければ5年後には原油需要が減少に転じる可能性があるとする民間石油メジャーの見通しを伝えた。自動車の燃費性能の向上などエネルギーの効率化が進んでいるためだという。
一方、OPEC非加盟国の原油供給量は、40年に16年比で5%減の3960万バレルになると予測した。米新型原油シェールオイルの減少が響くとしている。(ロンドン 共同)
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