米大統領選のトランプ氏優勢でアジア株は全面安 下げ幅最大は東京市場

 
米大統領選の開票でトランプ氏の優勢が伝えられる中、一時1000円以上値を下げた日経平均株価を示すボード=9日午後、東京・八重洲

 9日のアジアの株式市場は、香港のハンセン指数が前日比で一時4%超の下落となるなど、主要な株価指数が軒並み値下がりする全面安となった。市場関係者によると、米大統領選の開票作業が進む中、共和党候補のトランプ氏が優勢との報道を受け、市場で経済の先行き不透明感が広がった。

 ハンセン指数の終値は2.16%安だった。中国・上海の総合指数も一時、1.6%超の値下がりとなったが、買い戻しもあって終値は0.62%安だった。上海市場の安定を狙う中国当局が介入したとの見方も出た。

 韓国・ソウルの総合株価指数(KOSPI)の終値も2.25%安だった。台湾の加権指数も2.98%安。シンガポールも下げた。(共同)

 この結果、主要アジア市場で最大の下げ幅となったのは日本。TOPIX(東証株価指数)は終値で前日比4.6%、日経平均株価は5.4%下落した。