7~9月GDP、ほぼ同水準予測 民間10社平均2.3%増

 

 民間シンクタンク各社は1日、内閣府が8日に公表する7~9月期の実質国内総生産(GDP)改定値の予測を発表した。7~9月期の法人企業統計を受けて各社が試算し、10社の平均は前期比年率で2.3%増と速報値(2.2%増)とほぼ同水準を見込んだ。

 10社の予測は1.7%増~2.6%増。財務省が発表した法人企業統計の設備投資が前期比(季節調整済み、ソフトウエア除く)で0.4%増だったことを受け、8社が小幅な上方修正を見込んだが、設備投資や民間在庫の評価の違いから2社は下方修正を予想した。最も高い2.6%増を見込む野村証券は、速報値で前期比横ばいだった設備投資が0.3%増に引き上げられると予想。「企業の利益は改善しており、足元の設備投資も回復している」との見方を示した。一方、下方修正を予想した三菱UFJモルガン・スタンレー証券は設備投資が0.7%減に引き下げられると見込んだ。

 GDPは7~9月期の改定値から国際基準の変更に伴う新たな計算方法が導入される。変更項目が多いため、予測が大きく外れる可能性を指摘する社もあった。