東証続落、2週間ぶり安値 伊首相退陣で改革停滞懸念

 

 週明け5日の東京株式市場は、イタリアのレンツィ首相が退陣する見通しとなったことに伴い、これまで進めてきた銀行改革が停滞するとの懸念から、日経平均株価は続落した。一時200円近く下げ、約2週間ぶりの安値で引けた。終値は前週末比151円09銭安の1万8274円99銭。東証株価指数(TOPIX)は11.02ポイント安の1466.96。出来高は約20億6800万株。

 レンツィ首相が朝方に、憲法改正の是非を問う国民投票での敗北を認め、辞意を表明した。イタリアの金融機関が抱える不良債権などの問題解決が遅れ、欧州の金融システムが不安定化することへの警戒感が高まった。ユーロとドル双方に対し、円高が進んだことも嫌気された。

 平均株価は午後に下げ幅を拡大。銀行をはじめとする金融株の下落が目立った。