中国、不適切な観光地の掃討活動を展開

提供:中国新聞

 中国国家観光局は今年下期(7~12月期)、「史上最も厳しい」(不適切な)観光地の掃討活動を進めている。これまでに全国で367カ所の4A級以下の観光地が登録の取り消し、降格、厳重な警告を受けた。国家観光局がこのほど、北京で発表した。登録を取り消された観光地は107カ所で、そのうち55カ所は4A級だった。問題となったのは、安全管理が不完全▽トイレの衛生条件が不合格▽市場秩序が混乱▽サービス施設が不足▽標識が不十分▽資源保護措置が不完全-だったことなど。国家観光局は9月から、観光地の監督・管理を強化するために、各地の観光管理部門に対し4A級以下の観光地を調査するよう求めていた。(中国新聞社)