安倍首相、対中牽制姿勢明確に「日露が安全保障で連携できれば日本の立場は強くなる」
日露首脳会談
会談するロシアのプーチン大統領(中央左)と安倍晋三首相(同右)。右端は世耕弘成ロシア経済分野協力担当相、右から2人目は岸田文雄外相、左から2人目はロシアのラブロフ外相=15日午後6時9分、山口県長門市の大谷山荘(代表撮影)
安倍晋三首相は18日夜、フジテレビ番組「Mr.サンデー」で、アジア太平洋地域の安全保障環境は厳しくなっているとの認識を示し、「日本とロシアが平和条約を結んで安全保障分野でも連携できるようになれば日本の立場はもちろん強くなる」と述べた。
日露の接近が対中牽制(けんせい)の意味合いを含むのかとの問いに答えた。「地域の平和と安定のために間違いなくプラスになる」とも強調した。
安倍首相は、プーチン露大統領が16日の共同記者会見で「一番重要なのは平和条約の締結だ」と発言したことについて「一番重要な発言だ。95分間、膝詰めで話しあった結果でもある。今まで大統領がこう発言したことは一回もない」と指摘した。その上で、プーチン氏が会談で経済協力だけを進めて平和条約の締結を後回しにすることはないと語ったと説明。「(プーチン氏が)私を信じてもらいたい」という趣旨の話をした」と明かした。
また、北方四島での共同経済活動の「特別な制度」は特区を想定しているとして「世界でもあまり例はない。共存共栄の姿で、そこから解決策が見えてくると思う」と語った。
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