未来投資会議 規制緩和で空港利用者を拡大 見送り客も保安区域に

 
未来投資会議で挨拶する安倍晋三首相(右)=19日、首相官邸

 政府は19日、仙台空港など民営化された公設空港の国内線ターミナルで、保安検査場を通過した先の搭乗待合室などの保安区域に、見送りに来た家族やツアーガイドも入れるよう規制を緩和する検討に入った。行動範囲を広げることで利便性を高め、空港利用者の増加を後押しする。

 19日の未来投資会議で、宮城県が要望。安倍晋三首相は会議で「安全性が確保できればセキュリティーゾーン(保安区域)まで見送り客が入り、買い物ができるようになる」と語った。

 仙台空港の運営を担う企業が今後、国土交通省や空港の関係機関と調整する。早ければ2017年にも「空港保安管理規定」に新たなルールを盛り込む。

 通常、保安区域への立ち入りはテロ防止などの観点から、保安検査場で手荷物検査を受けた搭乗客に限っている。見送り客は申請して認められれば保安区域内に入れるようになる見込み。政府はまず要望のあった仙台空港で試験的に実施する方向だ。効果が認められ、保安上の問題がないと確認できれば、対象空港を広げる。