17年度予算案、家計に例えると…出費惜しまず借金は膨張

 

 スポーツ用品店を営むアベです。リオデジャネイロ五輪を機に売り上げをアップする当ては外れました。でも先には東京五輪がありますから強気は変えません。「働き方改革」で従業員が総活躍してくれれば、結果はついてくるでしょう。

 生活費も入れた2017年度の支出(歳出)は今までで一番多い974万円です。地震に備えた補強工事や売り場の拡張(公共事業費)に59万円かけます。商店街に空き巣が相次ぐので、最新鋭の警報装置代(防衛費)は51万円に増やします。

 借金返済(国債費)に235万円かかりますが、地方で暮らす大学生の長男には155万円を仕送り(地方交付税)します。子供の教育費(文教・科学振興費)も惜しまず53万円にしました。頭が痛いのは、高齢の両親の病院代(社会保障費)が324万円になることです。「おやじの貯金をもっと使って」と頼んで何とか5万円の伸びに抑えましたよ。

 店のもうけ(税収)は16年度の計画より1万円多い577万円にします。妻のパート収入(税外収入)も増えるので新たな借り入れ(国債発行)はちょっぴり減らして343万円。借金残高(国債残高)は8651万円に膨らみますが、銀行に顔の利くスタッフのクロダさんの計らいで支払う利子が少なくて済みます(マイナス金利政策)から心配ありません。

 だから来春の商品値上げ(消費税増税)は延期しました。妻には「倒産寸前なのに」と怒られましたが、お客が離れては元も子もありませんよね。今の夢は経済発展が見込めるロシアへの出店です。それまで店員の賃上げは難しいので、副業でもしてもらおうかなあ。

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 2017年度予算案の1兆円を10万円に換算し、店舗経営と家計のやりくりに例えた。