安倍首相とオバマ米大統領が最後の首脳会談 日米同盟のさらなる深化で一致

 
会談を前にオバマ米大統領(右)と握手する安倍首相=27日、米ハワイの米太平洋軍司令部(共同)

 【ホノルル=田北真樹子】安倍晋三首相は27日午前(日本時間28日午前)、オバマ米大統領とハワイ・オアフ島の米太平洋軍司令部で会談した。両首脳は日米同盟をさらに強化していくことが重要との認識で一致したとみられる。

 安倍首相とオバマ氏が首脳同士だったのは4年間。オバマ氏は来年1月に退任するため、この日が両首脳の最後の会談となる。首相は「ともに努力し、日米同盟は安全保障、経済、人的交流を含む幅広い分野で協力が深化した」と謝意を伝える考えだ。

 また、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について、トランプ次期米大統領が離脱を表明しているものの、自由貿易を後退させないとの決意を表明。東シナ海・南シナ海で攻勢を強める中国をめぐっては、中国初の空母「遼寧」が太平洋に進出したことへの懸念を示したとみられる。

 さらに、両首脳は北朝鮮の核・ミサイル問題について、国連安全保障理事会が採択した新たな制裁決議の履行に向けて、日米両国が引き続き連携していくことを再確認する。