12月の中国景況、大幅1.0ポイント上昇 51.9、持ち直し鮮明

 

 英調査会社マークイットは3日、2016年12月の中国の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が51.9だったと発表した。前月に比べ1.0ポイントの大幅な上昇で、13年1月以来、3年11カ月ぶりの高い水準。好不況の判断の節目となる50を4カ月連続で上回った。公共事業などの拡大を受けて、中国の景気は持ち直しの傾向が鮮明となった。

 中国国家統計局などは1日、12月のPMIが51.4だったと発表した。マークイットは毎月、国家統計局とは別に独自で中国のPMIを調査している。(上海 共同)