日銀、物価見通し上方修正 17年度 0.1~0.2ポイント軸に調整
日銀は30、31日に開く金融政策決定会合で物価見通しを上方修正する方向で検討に入った。昨年11月公表の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では2017年度の物価上昇率見通しは1.5%だったが、0.1~0.2ポイントの上積みを軸に調整。為替レートが昨年11月に比べ円安ドル高に推移していることや、原油価格の持ち直しが寄与する。海外経済の回復で輸出や生産が上向いていることも押し上げ要因となる。物価見通しの上方修正は14年4月以来。
「18年度ごろ」としている物価上昇率2%の目標達成は、トランプ米政権の政策を見極めるため変更しない見通し。現状の金融緩和策も維持する。
17年度の経済成長率見通しも昨年11月比0.2ポイント増の1.5%を軸に上方修正を検討。国内総生産(GDP)の計算方法見直しや政府の経済対策の効果を見込む。
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