東証続伸、2万円台期待高まる NY株2万ドル突破、トランプ政策期待
日経平均株価の終値が前日比300円超の上げ幅を示し、同様にニューヨークのダウ工業株30種平均が初めて2万ドルの大台を突破したことを示すボード=26日午後、東京都中央区
米ダウ工業株30種平均が25日に史上初めて2万ドルを突破したのを追い風に、26日の東京株式市場では日経平均株価が大幅続伸し、終値として約3週間ぶりの高値をつけた。ダウ平均の2万ドル乗せは米国株の強さを示すとの見方から、日本株にも好影響がさっそく表れた。一方、トランプ米政権の保護主義的な政策への警戒感は根強く、外国為替市場ではやや円高ドル安に傾く場面もあった。
26日の平均株価の終値は前日比344円89銭高の1万9402円39銭。発表が本格化している上場企業の2016年4~12月期決算が堅調との観測が多いことも下支えとなった。
平均株価は、終値で約1年1カ月ぶりの高値となった大発会の1月4日(1万9594円16銭)まで200円弱に迫った。15年12月以来の2万円台回復への期待も高まりつつある。
一方、外為市場では別の反応もみられた。ダウ平均の2万ドル突破や米長期金利の上昇にもかかわらず、トランプ政権の保護主義的な政策や強硬な移民政策への警戒感から、26日の東京外為市場ではドル高がさほど進まず、円相場は一時1ドル=113円05銭と、前日夕方の1ドル=113円50銭台から円高ドル安に振れた。
トランプ政権の景気刺激策への期待感は根強いが、「トランプ氏がツイッターに投稿する内容次第では、金融市場のムードががらりと変わりかねない」(楽天証券の土信田雅之シニアマーケットアナリスト)という危うさもつきまとう。
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