日銀緩和は「国内のデフレ是正のため」 麻生氏、トランプ氏の「円安誘導」批判受け
麻生太郎副総理兼財務相
麻生太郎財務相は3日の閣議後の記者会見で、トランプ米大統領が「日本は通貨安を誘導している」と批判したことについて、日銀の金融緩和は「通貨安を目指したのではなく、デフレ状況を是正するためだ」との認識を示した。
麻生氏は、「(昨年5月の)伊勢志摩サミットで、各国の金融政策は国内目的の達成に向けられているということが確認された」と指摘。日銀の金融緩和は、あくまで国内のデフレ脱却が目的だと強調した。
その上で、為替政策については、「通貨の競争的切り下げは回避するという、先進7カ国(G7)や20カ国・地域(G20)の合意に沿って対応していくことになる」と語った。
さらに「為替を含めた貿易や経済に関して、日米間で意思の疎通を図っていくのが重要だ」と指摘。「前のルー米財務長官とはかなり頻繁に話していた」と語り、「さまざまなレベルで米国側ときちんとした話をし続けていかないといけない」との考えを示した。
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