16年フィンテック投資、中国が世界一に
提供:中国新聞英会計事務所大手、アーンスト・アンド・ヤング(EY)は14日、英国の駐上海総領事館とともに「中英フィンテック行動指南」を発表した。この報告によると、中国がIT(情報技術)を活用した先進的な金融サービス「フィンテック」に対して行った投資は、2015年には米国に次いで世界2位だったが、昨年は中国の投資額が65億ポンド(約9225億4500万円)に達し、世界一になる見込みだ。英国のフィンテックに対する投資は15年に5億5400万ポンドだった。報告は「中国のフィンテック業界が急成長したのは、主として阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング)や騰訊(テンセント・ホールディングス)、百度(バイドゥ)、京東集団などを代表とする中国の科学技術企業が金融サービス市場に参入したためだ」と述べている。(中国新聞社)
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