東京円相場 国内政局の動向が焦点

マーケット トレンド

 東京外国為替市場の円相場は、大阪市の学校法人「森友学園」問題をめぐる政局の動向が焦点となりそうだ。市場では1ドル=112~115円台で推移するとの見方がある。前週は、米連邦準備制度理事会(FRB)が、政策金利を引き上げた一方、今年の予想利上げ回数を3回に据え置いたことで、投資家によるドルの失望売りが優勢となった。今週は、籠池泰典氏の証人喚問が23日に予定されており、政権への悪影響が懸念されれば、円を買う動きが強まりそうだ。