北京で2年ぶりの深刻な黄砂 「黄色の霧」に覆われる

 
黄砂のためマスクをする人たち=4日、北京の天安門広場(共同)

 中国・北京市は4日、内モンゴル自治区方面から飛来した黄砂に覆われた。北京市気象台は同日早朝、今年初となる黄砂に関する警報を発令。中国メディアによると同市は2015年4月以降で最も深刻な砂ぼこりに見舞われた。

 この日、北京市内は黄色がかった霧に覆われたような状態が続き、視界が悪くなった。黄砂は大気汚染を引き起こし、市内では粒子状物質「PM10」の濃度が1立方メートル当たり2000マイクログラムを超える観測地点が続出。世界保健機関(WHO)が定める環境基準値(年平均)の百倍に達し、街中ではマスクをした人の姿が目立った。 (北京 西見由章)