日欧EPA、大枠合意 安倍首相「自由貿易の旗を掲げる意志を示せた」
日欧EPA交渉が大枠合意し、共同記者会見後に握手するEUのドナルド・トゥスク大統領(右)と安倍晋三首相=6日、ブリュッセル(共同)
安倍晋三首相は6日午前(日本時間同日夜)、欧州連合(EU)のトゥスク大統領らとブリュッセルで定期首脳協議に臨み、4年余りに及んだ日と欧州の経済連携協定(EPA)交渉が大枠合意したと宣言した。日本側は欧州産チーズに低関税輸入枠を設けるなど農畜産物市場を一部開放し、EUは日本車に対する関税を撤廃する。発効すれば、世界の国内総生産(GDP)の約3割、貿易額の約4割を占める巨大な自由貿易圏が誕生する。
安倍首相は協議後の共同記者会見で、「保護主義の動きがある中、自由貿易の旗を掲げる意志を示せた。誇るべき成果だ」と強調した。首相は国内体制の整備や対策の策定を進めるよう関係閣僚に指示する。
(ブリュッセル 原川貴郎)
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