台湾、日本牛肉輸入解禁へ 16年ぶり、条件付き
台湾で食品の安全管理を担当する衛生福利部(日本の厚生労働省に相当)は17日、日本での牛海綿状脳症(BSE)感染牛の確認を受けて2001年から禁止している日本産牛肉の輸入を条件付きで解禁する方針を発表した。一般からの意見公募を実施し、早ければ10月に解禁される。実現すれば16年ぶり。
オランダ、スウェーデン産牛肉も解禁の対象で、輸入再開にあたって日本産は生後30カ月以下などの条件が付けられた。
台湾社会は食品の安全問題に敏感。台湾政府は昨年11月、東京電力福島第1原発事故以降続けている福島など5県産食品の輸入規制の緩和を検討したが、野党や世論の反発を受けて白紙撤回した経緯がある。
台湾の牛肉は94%が輸入で、最大の輸入元は米国。当局によると00年時点で日本からの輸入牛肉は4トンで、輸入牛肉全体の0.01%だった。
日本政府は07年から解禁を申請していた。米国やカナダ、オーストラリア産などは既に解禁されている。(台北 共同)
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