8月の経常収支 2兆3804億円兆円の黒字、輸出が牽引

 

 財務省が8日発表した7月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額は前年同月比20・8%増の2兆3804億円で、黒字は2カ月連続の増加となった。黒字額は8月として過去最高だった。輸出や訪日外国人旅行者が大きく伸びたことが寄与した。

 黒字は38カ月連続。内訳は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が46・2%増の3187億円で、黒字は3カ月連続となった。輸出は自動車や半導体電子部品などが拡大し、16・3%増の6兆1656億円。輸入は15・1%増の5兆8470億円だった。

 訪日外国人が増え、旅行者のお金の出入りを示す旅行収支は23・2%増の927億円の黒字。海外投資から得られる利子や配当の動向を示す第1次所得収支の黒字は13・0%増の2兆2385億円だった。