CATVと地域WiMAX事業者は、それぞれの協議会で集約した事業計画を基に各社の事業方針を加味したため、横並びの事業計画となった。各社とも10メガヘルツ幅を取得し、現行と合わせて20メガヘルツ幅のサービスを各地域限定で提供する。
2団体を除く15社の事業計画評価には時間がかかるうえ、総務省は新たな高速通信技術の導入に当たっては「技術審査が必要となる」としており、改めて技術審査など検討作業を行う見通し。周波数割り当てが13年度後半までずれ込めば、UQやWCPの高速サービス事業化に影響を及ぼしかねない。
2.5ギガヘルツ周波数の利用を希望する事業者・団体
<全国サービス事業者>
NTTドコモ▽UQコミュニケーションズ▽ワイヤレス・シティ・プランニング
<地域WiMAX事業者>
アイティービー▽帯広シティーケーブル▽ケーブルネット鈴鹿▽佐賀シティビジョン▽CAC▽玉島テレビ放送▽中海テレビ放送▽ニューメディア▽ハートネットワーク▽ひのき▽矢掛放送▽嶺南ケーブルネットワーク
<業界団体>
ケーブルテレビ無線利活用促進協議会▽地域WiMAX推進協議会