枝野幸男経産相は同日の会見で、「北海道は風力発電の立地で有望視されており、導入余地を残しておく必要がある」と指摘したうえで、「(太陽光発電は)全国どこでも立地可能」と指摘。
資源エネルギー庁も「九州の自治体は熱心に誘致している」と説明し、他の地域への進出を呼びかけた。
買い取り価格は、太陽光発電の42円(1キロワット時当たり)に対し、風力発電は23.10~57.75円。また、全国で風力発電の適地は北海道や青森県などに限られており、経産省にとって北海道の風力発電設置への期待は大きい。
経産省は今後、メガソーラーの設置認定の際、建設予定地の地権者の同意書提出を検討するほか、北電に対して受入量の拡大に向けて、変電所への大型蓄電池導入などを求める。