尖閣で関係悪化後も3兆円投資 中国政府系ファンド、日本株買い継続 (2/2ページ)

2012.12.12 07:45

中国政府系ファンドの日本株保有状況

中国政府系ファンドの日本株保有状況【拡大】

 この半年間に、中国政府系ファンドの保有比率が上昇した銘柄には、7位から5位になったパナソニックやNTT、5位から4位になった伊藤忠商事、全日本空輸などがある。9月末時点の保有額が最も大きかったのはトヨタ自動車で、1920億円。

 173社の半数程度を買い増した一方、一部は売却して保有株数を減らした。安藤氏は「買い増し一辺倒だった投資行動が変化してきた」と指摘する。

 ファンドの資金の出し手は、政府系の中国投資有限責任公司(CIC)などが中心とみられている。潤沢な“チャイナマネー”で日本株への投資を拡大してきたが、ここ数年はペースが鈍化している。

 日本企業に対して議決権を行使した例は確認されておらず、保有目的は純投資とみられるが、「(大量保有報告書の提出義務がある)保有比率5%超の銘柄が出てくれば、市場の見方も変わってくる」(野村証券の西山賢吾シニアストラテジスト)との声もある。(高橋寛次)


  • アップル、中国リスクを嫌気か 米国内で一部製品の製造再開へ
  • 反日デモは中国人の「お祭り」 暴れて憂さ晴らし…日本企業に再考の時間

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5000円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!