韓国の1人当たりGDPは07年に2万1590ドルと初めて2万ドルを突破した。リーマン・ショックに端を発した世界金融危機の影響で08年と09年は2万ドルを割り込んだものの、その後は財閥系企業を中心に輸出が成長を牽引(けんいん)し、10年には2万540ドルと2万ドル台を回復した。
国際通貨基金(IMF)は韓国の1人当たりGDPが17年までに3万ドルを超えると予想している。
現在、人口5000万以上で1人当たりGDPが3万ドル以上の国は米・日・独・仏・英・伊の6カ国。韓国は人口が12年に5000万を突破しており、順調に行けば世界で7番目に3万ドルを超える国になりそうだ。
一方、同国では男女間や世代間などの格差問題が浮上しているほか、利益を独占しているとして財閥への不満も高まっている。今後は数値を追うだけでなく、経済成長の恩恵を広く国民が享受するための政策も求められそうだ。(ソウル支局)