さらに市長は、高速道路の必要性にも触れ、「高速道路は地上に作ると20~30年後に都市の景観を損ねるので、地下に作る方がいい」などと述べ、東京の教訓も生かしながら都市作りを進める姿勢を示した。
ヤンゴン開発計画はJICAが、ミャンマー政府からの委託で、マスタープランづくりを進めている。同プランでは、2040年のヤンゴン都市圏を構想。水道、電気、鉄道、道路、情報通信網などのインフラ整備を網羅した再開発を進め、ビジネス集中地区を分散し、さらに公園を含む「緑の島」が効率的に配置された「緑と黄金の都市」づくりを目指している。
フラ・ミン市長は、ヤンゴン地域政府開発担当相を兼ねており、今年12月にプランの最終報告がまとまるのを受け、具体的な開発計画を決定する。
これに関連し、市長は「最終報告が出れば、すぐにでも工事に着手できるよう、土地を確保しておかなければならない」と述べ、開発地が確定する前に市として土地収用を急ぐ考えを示した。(宮野弘之)