掲載と同時に英国では怒りの声が沸き起こり、ゴシップが売りのタブロイド文化が根づく英メディアでさえ、写真を転載したところは皆無だった。王子夫妻は「(ウィリアム王子の母で、パパラッチの執拗(しつよう)な追いかけ取材を受け続けた)ダイアナ元妃の時代に匹敵する重大なプライバシーの侵害に当たる」として、容疑者を特定せずに刑事告訴。ナンテールの裁判所は刑事捜査とは別に、前例がない王子夫妻の申し立てを受けてトップレス写真の再利用を禁止した。さらに写真のデータも夫妻側に引き渡されたが、モンダドーリ社が持つ別のイタリア誌やデンマーク、スウェーデン、アイルランドの雑誌には同じ写真が掲載された。
ダイアナ妃の事故想起
予審判事は、「(マウリ氏が)昨年9月14日のクローザー誌にキャサリン妃のトップレス写真を掲載することを許可した」ことがプライバシーの侵害に当たるとしたが、トップレス写真の撮影者は明らかになっていない。