東京港に浮かぶボイジャー・オブ・ザ・シーズ【拡大】
海から照り返す日差しがまぶしい東京湾の大井水産物埠頭(東京都大田区)。大型連休に入った今月27日、全長311メートルの純白の船体が威容を現した。
クルーズ船運航の世界的大手、米ロイヤル・カリビアン・インターナショナルの「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」。仰ぎ見る家族連れから、「こんなに巨大なものが浮かぶなんて」と声が上がった。
豪華客船の代名詞にされる、かのタイタニック号の約3倍を誇る総トン数13万7千トンの船内は、大劇場やプールにカジノ、アイススケートリンクとレジャー設備が至れり尽くせり。
「豪華で移動も楽」。夫人同伴で参加した70代の男性は、これからの航海に思いをはせた。