インドの今年度成長率6% S&P予測

2013.5.30 08:30

 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、インドの今年度(2013年4月~14年3月)国内総生産(GDP)成長率を6%と予測している。同国の中央統計局によると、昨年度のGDP成長率は03年度以来、9年ぶりの低水準となる5.0%(推定値)だったが、今年度は回復軌道に乗りそうだ。現地紙エコノミック・タイムズなどが報じた。

 投資意欲の低下や昨年のようなモンスーン期の雨不足に見舞われれば、5%台に落ち込む可能性も示唆しながらも、状況が好転すれば、6.5%に達すると予測している。

 一方、世界銀行が先頃発表した同国の今年度GDP成長率予測は6.1%で、半年前に発表した7%から大幅に下方修正した。通常の降雨量があるとの予測にもかかわらず、今年度の農業成長率を2.7%から2%に修正したことを受けた形だ。

 世界銀行のエコノミストによると、インド経済は昨年秋以降、個人消費や投資が上向き、今後は6%強で成長を続けるとしている。

 その他、国際通貨基金(IMF)は同5.8%、米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは、同5.5~6.5%と予測。インド政府は、今年度のGDP成長率を6.1~6.7%としている。(ニューデリー支局)

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