しかし、同国では昨年も偽造部品の使用が発覚したばかり。不正の恒常化の可能性が指摘されるなど、原発の運転管理会社、韓国水力原子力への不信感が高まりつつある。
また、韓国の原子力安全協会は1978~2013年4月までの原発故障件数672件のうち、人的エラーが原因となったケースが18.3%あったとし、信頼回復には原子力行政の抜本的な改革が必要だと提言した。
節電強化策が功を奏して夏の電力危機を回避できたとしても、同国内で吹き始めた原発への逆風は簡単に静まりそうもない。原発輸出にも注力したい政府にとって、尾を引く問題となりそうだ。(ソウル支局)