同国では初等教育への就学率ではほぼ100%と平等を実現しているものの、中央統計局によると、非識字率は男性の4%に対して女性が8.8%と倍以上だ。
また、同国では伝統的に女性は家を守るものと考える風潮が根強いことも背景にある。国連組織の国際労働機関(ILO)のインドネシア担当者は「女性の労働に対して寛容な社会だが、その一方で家族の世話を女性の責務と考える人も多い」と述べ、同国で働く女性は“二重の重荷”を背負わねばならないと指摘した。
専門家は、ここ数年でインドネシアの女性労働者の地位は格段に向上したと評価するが、出産後の職場復帰は依然難しいとして、政府に予算増額を含めた対策の強化を求めている。(シンガポール支局)