野村証券の推計では、上場企業1830社(金融を除く)の保有株の含み益は15兆3600億円。過去の年度末と比べると、07年3月末以来の水準。野村の西山賢吾シニアストラテジストは「良好な環境の中で保有株を売却し、成長投資に振り向ける行動が求められている」と指摘する。
一方、三菱UFJフィナンシャル・グループなどの大手銀行5グループに関して大和証券が試算したところ、13年9月末の保有株式の含み益は4兆5000億円程度。3兆円だった3月末から、約50%増と膨らんでおり、各社の財務状況を好転させる見通しだ。