国際的に評価の高い日本独自のモノやサービス「クール・ジャパン」の海外展開を探るセミナー「日本の可能性を世界へ~クール・ジャパン戦略推進とグローバルリーダー開発~」(主催・フジサンケイビジネスアイ 産経新聞社)が3日、東京・大手町のサンケイプラザで開かれた。11月に設立される官民ファンド「クール・ジャパン推進機構」の詳細について経済産業省の担当者が解説。クール・ジャパンに取り組む企業代表者らによるパネルディスカッションも行われた。
セミナーは、東京大学大学院経済学研究科教授で、公益財団法人総合研究開発機構の伊藤元重理事長の特別講演に続き、経産省海外需要開拓支援機構準備室の小糸正樹室長がクール・ジャパン推進機構設立の目的などを説明した。小糸氏は「日本の文化やライフスタイルの魅力は差別化できる付加価値として海外で高く評価されている」と指摘したうえで、「推進機構の創設によって、資金不足、拠点不足、戦略不足というクール・ジャパン関連企業が海外へ本格展開するための3つの不足を一体的に解消することを目指す」と話した。