21カ国・地域の首脳が経済問題などを議論するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が7日、インドネシアのバリ島で2日間の日程で開幕する。オバマ米大統領が欠席するなか、日本から参加する安倍晋三首相が、APECの経済統合推進の柱になる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)早期妥結に向け、推進力を発揮できるかが試される。
安倍首相は6日午後、関西空港からインドネシア・バリ島に向け政府専用機で出発するのに先立ち、記者団に「(TPP交渉の)年内妥結に向け、議論がいい方向に進むよう積極的に貢献したい」と表明した。中韓両国首脳との対話を模索する考えも示した。
TPP首脳会合について首相は「オバマ米大統領が参加できないのは大変残念だが、TPPは日本や関係地域にとって国家百年の計だ」と重要性を強調。中韓首脳との接触に関し「時を捉えて意見交換したい。対話のドアは常に開いていると発信したい」と述べた。