財務相の諮問機関である財政制度等審議会(会長・吉川洋東大大学院教授)は7日、財政制度分科会を開き2014年度予算編成に向けた議論を開始した。来年4月の消費税率8%への引き上げが決まった中、財政健全化に向けて歳出削減などで具体策を検討し「11月末までに報告書をとりまとめる」(吉川氏)。
会合では麻生太郎財務相が、財政の健全ぶりを示す目安である基礎的財政収支について「8月に決めた中期財政計画で14年度、15年度に国でそれぞれ4兆円削減を明記した」ことを強調。14年度予算案では「この4兆円の改善を図ることが最大の目標だ」とし、議論を進めることを要請した。
消費税率の引き上げが決まり「社会保障制度や予算の中身に対して国民の関心が高まっている」(麻生財務相)中で、「無駄の最大限の縮減や予算の重点化、効率化が求められる」(同)。