イランとの貿易「第三者の利益損なわず」

　中国外務省のウェブサイトによると、同省の華春瑩報道官は１４日の定例記者会見で、記者の質問に答える形で、イランとの貿易は第三者の利益を損なうものではないと表明した。

　華春瑩報道官は「中国側は今年からの原油輸入を増やす予定なのか」との質問に対し、「中国側の関係の原則的立場は非常に明確だと強調したい。われわれは関係国と正常なエネルギー経済・貿易などの分野における協力を繰り広げており、これは双方の利益に合致し、いかなる第三者の利益も損なわない」と述べた。（ＲＰ＝東京）