インド、金宝飾品関税アップ 2つの狙い

2013.10.18 09:00

 インド財務省は、金宝飾品の輸入関税を8%から15%に引き上げた。マレーシアなどから輸入される廉価な金宝飾品によって経営環境の悪化を懸念する国内金宝飾業者を保護する狙いだ。現地紙エコノミック・タイムズが報じた。

 また、同国では金や石油の輸入増による貿易赤字が経常収支を圧迫しており、金の輸入制限で財政改善を図りたいとしている。今年に入り金の輸入関税も3度引き上げており、他に金の硬貨やメダルの輸入なども禁止している。

 インドの2012年度(12年4月~13年3月)の経常赤字は、約880億ドル(約8兆6850億円)で、国内総生産(GDP)の4.8%にまで膨らんだが、チダムバラム財務相は、13年度にはGDPの2.6%にあたる482億ドルまで削減できると強気だ。

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