東京株398円大幅反落 じわり円高が株価の重しに (2/2ページ)

2013.10.26 05:00

 背景にあるのは、米量的緩和縮小観測の後退だ。当初は9月のFOMC(連邦公開市場委員会)で緩和縮小を決定するとの見方が大勢だったが、見送られた。その後、米財政協議の迷走や、緩和策を推進してきたFRB(連邦準備制度理事会)イエレン副議長が次期議長に決まったことなどを受け、縮小は来年前半までずれ込むとの見方が強まった。緩和策は自国の通貨安につながるため、縮小見送りはドル安要因となり、徐々に円高が進んできた。

 25日の円高進行についてSMBC日興証券の嶋津洋樹シニアマーケットエコノミストは、「新たに材料が出たわけではなく、緩和縮小が遠のくという観測や、米経済の回復鈍化によるドル安という大きな流れに沿ったもの」とみる。平均株価が大幅に下落したことも、リスク回避の円買いにつながったとみられ、円高と株安が連鎖する悪循環となったようだ。今後も、「来年初めまでは日本の金融政策にも大きな動きはないとみられ、米国の政策で為替が動く展開が続く」(嶋津氏)という。

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