財務省が1日発表した9月の税収実績は、一般会計税収が前年同月比0・4%増の2兆4475億円となった。景気回復に伴う給与や配当の持ち直しで所得税が伸びたほか、ビール需要の回復で酒税が伸びたことも貢献した。
主な税別では、所得税の源泉分が1・8%伸びたほか、消費税も円安に伴う輸入品の税収増で4・0%増加した。酒税も4・0%増加し、航空機燃料税は格安航空会社(LCC)の輸送量拡大で6・6%伸びた。
一方、4~9月の累計税収は、前年同期比4・0%増の13兆5480億円となった。所得税と消費税、法人税の主要3税は景気回復を追い風に、いずれも前年同期に比べて増加した。
今後の税収見通しについて、財務省の担当者は「9月中間決算の企業の収益が改善しており、法人税を中心に、ある程度の伸びが期待できる」と話している。