パキスタンのビスケット市場では、1965年創業のEBMがいち早く需要を開拓した先駆者の強みを生かして首位を堅持しているが、84年に創業した後発のCBLがフランスのビスケットブランド「LU」の展開などで勢力を拡大。現在は2強を形成している。
こうしたなか、今年10月にCBLが提携先のモンデリーズと協力し、11億Pルピーを投じて南部サッカルの工場に「オレオ」の製造ラインを新設した。これまで輸入販売のみだったオレオの価格は、現地生産によって1枚あたり6.35Pルピーから3.35Pルピーに下がることとなり、知名度を生かした売り上げ増に期待がかかる。
モンデリーズ幹部は「6年かけてパキスタンでのビスケット事業を育ててきた。オレオの現地生産開始はCBLとの良好な関係を示す大きな一歩だ」と述べ、今後の展開に自信をのぞかせた。(ニューデリー支局)