同協会のメルカド会長は「16年のアキノ政権の任期終了までに、売上高250億ドル、雇用者数は130万人を目指す」との方針を示している。
一方、BPO産業が急成長し、雇用創出が期待されるものの、需要に見合う技能を持つ人材が不足している問題が浮き彫りになっている。
事業が拡大し成果が上がると、顧客からはさらにレベルの高い業務が委託されるが、仕事をこなす技能を持った人材が足りない。特に金融や会計分野で需要が急速に高まっている。
メルカド会長は「BPO産業の成長の勢いを止めないためにも早急な人材育成が課題」と指摘。政府や教育機関と連携して必要な技能が習得できるコースを設置し、即戦力となる人材のの育成を促進するなど、フィリピン経済を下支えするBPO産業の人材不足解消に向けて、さまざまな取り組みが始まっている。(シンガポール支局)